新和製作所の内川です。

ベタですが中学生くらいからずっと音楽ファンです。

ファンが高じて外資系CDショップで働いていたこともありました。働いていた期間は90年代後半から00年代前半。

CDが一番売れた時期だったんじゃないでしょうか。

そして音楽が瞬く間に消費されていくのを目の当たりにしました。まさに大量生産、大量消費。日本の音楽ビジネスは完全に熱に浮かされていたように思います。私自身も若かったのでその熱気にあおられまくり、ずっと鼻息が荒かったように思います。

それゆえ様々な音楽に触れることが出来ました。音楽の地平は果てしない！あ、好き嫌いは別ですよ。

思えばそれはそれは貴重な体験だったなと。常に乾いた音楽ジャンキーにとってはこの上なく有り難い事です。

が、仕事をしにお店へ行っているのです。ファンとしてお店へ通っているわけではありません。

毎週洪水のような新譜ラッシュ。そのチェックをしながら販売、発注業務、接客、店内レイアウトの検討などを繰りかえしておりました。

それゆえショップ店員なら聴いていてあたりまえの「名盤」がすぐそこにあるのに聴くことが出来ない！なんてことがよくありました。

いまになってサブスクで憧れだった「名盤」を楽しんでいたりします。

大滝詠一、サブスク解禁。

いや、さすがに大滝詠一は後追いですが学生時代から聴いていました。ショップ店員時代にもここぞという時に聴いていました。

すっかりオッサンになった今。楽しい時、つらい時、何でもない時に聴いています。

きっと一生聴き続けることでしょう。

久々にレココレ買いました。